辻村寿三郎人形館は、2013年に開館して以来、多くの方にご来館いただき、今年で12周年を迎えます!
日頃の感謝を込めて、開館記念日である2025年10月13日(月・祝)は1日限定で、来館者全員入館料無料で開放いたします。
3連休の最終日、ぜひ当館で人形達と素敵な時間をお過ごしください。

数回の企画展に分けて平家物語の人形を展示中
現在、辻村寿三郎人形館では企画展「崇徳上皇 怨霊伝説」(第一部)を開催しています。
満州で生まれ、三次で青春時代を過ごした日本を代表する人形作家・辻村寿三郎は2023年2月5日、89年の生涯に幕を下ろしました。そんな辻村が、何年にもわたって制作し続けた、「平家物語」の登場人物たちの人形の中から、今回は不運の帝として知られる崇徳上皇にスポットを当てて展示しています。第一部では平家物語シリーズの他、映画「国宝」でも注目度の高い歌舞伎の女形をモチーフにした人形や、かわいらしい十二支の人形、荘厳な五智如来の人形、代表作であるNHK人形劇「新八犬伝」や「真田十勇士」で活躍した懐かしの出遣い人形など60点以上が並びます。
また、当館の建物は、1997年には文化庁登録有形文化財に登録されました。約100年前に三次銀行本店として建てられた歴史ある建築物です。当時の面影を残した大金庫内にも入ることができます。

来館案内・イベント情報
開催中の企画展名:「崇徳上皇 怨霊伝説」
会期: 2025年9月6日(土)~2026年7月12日(日)
(第一部:2025年9月6日(土)~2026年2月1日(日)/第二部:2026年2月7日(土)~2026年7月12日(日))
会場: 辻村寿三郎人形館(広島県三次市三次町1236番地)
開館時間: 10時~17時 ※入館は16時30分まで 休館日: 水曜日 ※水曜祝日の場合は翌平日
二代目辻村寿三郎によるギャラリートーク&人形舞い:毎月第3日曜日11時/14時に開催
入館料: 一般800(700)円 学生400(300)円
※()内は10名以上の団体、各種割引料金。※中学生以下、障がい者手帳所持者及び介助者1名は無料。
交通: JR三次駅より徒歩20分、三次ICより車で10分、みよし市街地循環バスで「三次資料館前」下車